先日、古いお客様よりかなり前に制作したパッケージの増刷依頼がありまして…
今は、データ保存もHDDやUSBなど容量も大きいですし、価格も安くなってますが、昔はそうはいきません。
内蔵も外付けもディスク内すぐいっぱいになるため、定期的にデータを外に出して保管する必要がありました。
で、CD‐ROM(DVDちゃいますよ)に焼くわけです。それをCD‐ROMケースにいれて保存してるんです。
しかもだいぶ前、15年くらい前のデータですから…
あっれーどこに置いたかなぁ…ここかな、無いなーぁ、そやそやあそこの棚の下の…あったー!てな感じで、CD‐ROMケース探しだしまして。
…無いんです。該当データが…
古いMacの中に入ってるのかもと、手が届かないデスクの裏になおしこんでるMac初号機、出してきました。ホコリと共に。
で、データありました!やったね。コピーして、と。
ただ、コピーもね、方法が限られるわけです。ネットワークでコピーするのが早いのだけど、コイツは古いんで、有線でないとダメなわけです。却下。だいたいLANのコード自体 どこにあるのかわからへんし。
次の方法としてはCD‐ROMに焼く。→DVDドライブ付いてないのですよ。
ただね、覚えてます?CD‐ROMって600メガくらいしか入らへんし。
それにメディアも手持ちではDVD ROMはあるけど、CD‐ROMどこやったっけー?却下。
USBがあるやん!マウントされるかな…いけたー‼︎
そんなこんなで午後が過ぎていくのでありました。
しかし、懐かしいでしょ。
OS9迄は、シャットダウンする時、アップルマークからじゃなく、ファイルの右の方の特別ってボタンの中にありましたよね。なんでやったんやろねぇ。
ちらっと見えてるランチャーとかも懐かしい。
現在のドックみたいなヤツですな。アプリのアイコン入れといて、そこから起動させるってゆうフォルダみたいなヤツ。
デスクトップの壁紙が2003年になってる‼︎
余談ですが、壁紙はエド・エンバリーのイラストです。
当時ソニープラザがエド・エンバリーのイラスト製品を売り出してて、この壁紙もソニプラサイトからダウンロードしたのだと覚えています。
可愛いですよねー。
この当時は壁紙もしょっちゅう変えたり、アイコンもオリジナルにしたり、色々Macで遊んでました。
はーぁ私も歳とるハズですなーって…オカン見たいなこと言いました。
このMacは25万円位で買ったんですよねー。
デザインの先生のとこで修行してる時、フリーのデザイナーでやって行こうって決心して、
それまでは、初めて買ったPCのwindows98を使ってたのを
当時の仕事報酬全部つっこんで、現金握りしめて、大阪の電気街、日本橋までわざわざ行って…
思い入れあり過ぎて捨てられません。
私のデザイン人生、ここから始まったんやねぇ…とか考えると、なんかしみじみしました。
データも見つかったし、置いといてほんま良かった、って話でした。
コメント