水彩色鉛筆で「つみきり草」を描く

この4連休も雨続きでうんざりする日々でしたが
雨の止み間に、母と自宅の近所の散歩に出かけました。

自宅のある場所は住宅ばかりなので、季節を感じる自然物が少ないのですが
道端にピンクのつみきり草が、道に沿って見事にずらりと咲いているのを見つけました。

あまりにもの可愛らしさに少々いただいて帰り、
ブルーのグラスに飾ると光の反射ですごく色合いが美しくて
水彩色鉛筆で描いてみました。

水彩色鉛筆は
最初にベース塗り→水で溶かす→仕上げ塗り、と進みますが
最初のベース塗りを水で溶かした後に色が薄かったりする場合
仕上げ塗りで色鉛筆として塗る前に、
もう一度、塗って水で溶かしたい気持ちになるのですが、この2度目の溶かしは慎重に行わないといけません。
理由は使っている紙の性質にあります。

ヴィフアールの細目を使っていますが、
この紙はすごく良心的なお値段ですし、紙目もツルツルで色鉛筆で描くのに適していると思うのですが
水を弾く加工がしてあるので、ムラになりやすいです。
特に絵具や色鉛筆の色が紙の中に吸収されないので、
上から色を重ねる時に水を使うと、下の色を筆で取ってしまうことになりかねません。
しかもそうなると、穴が開いたようになり、フチをぼかそうと周りを筆でこすったら、さらに穴が広がるっていう、最悪な結果になります。
ですので2度目の、色を水で溶かす時は水分量に要注意です。
やや少なめの水分の筆で、優しく慎重にそっと撫でるように。
もしくは色鉛筆から直接筆で色をとって紙に乗せる方がいいのではと思います。

でもこのヴィフアールの細目は、色が紙のなかに吸収されないので、
はみ出た部分やハイライト部分など、後から消しゴムで消すことができるので、その辺は便利かなと思います。

もっと水分の吸収の良い紙を使うと、水溶かしは格段にやりやすくなります。
上から何度も塗りと溶かしを行っても下の色に影響されにくいです。
ただ、水分の吸収がいいと色も紙目に吸収されるので、後から消しゴムで消したりできないので、はみ出し注意とハイライトは明るく残さねばなりません。
技術が必要ですよね。後で微調整できないのは少々辛いです。
私くらいのスキルでは、ヴィフアールがちょうど良いと思っております。
アルシュとか高級な紙など、技術がもう少し上がってから使うことで良いでしょう。
今のところ。

使用色
花は紫に近いピンクなので、
ベースはアルブレヒトデューラー 125番ミドルパープルピンク、
影は155番ライトパープル、明るいところは129番ピンクマダーレーキを。
葉っぱはUNIの水彩色鉛筆で870番アップルグリーン、
867番サップグリーン、影はステッドラーのグリーンアースで。
背景はアルブレヒトデューラー 165番ジュニパーグリーン

水彩色鉛筆:
FABER CASTELL Albrecht Durer
STAEDTLER Karat aquarell
三菱鉛筆 ユニウォーターカラー
紙:vif Art 細目 (SM)

つみきり草は、正式名称は「マツバボタン」というらしいです。
真夏の日当たりの良い場所でもぐんぐん育つ強い花で
茎を切って土に挿しておくと 簡単に根が出てふえるので
「ツメキリソウ(爪切り草)」もしくは「ツミキリソウ(摘み切り草)」というらしいです。
次の日には咲いていた花が全て萎んでしまったのが残念でした。


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