個性的な商品タイトルロゴが何ともかわいい
ローソン[Uchi Café SWEETS あんこやシリーズ]。
最近、この手のゆるい感じのパッケージやデザインを見かけることが
増えたような気が…
[検証その1]商品名の使用フォントについて
まずメインタイトルですが
思いますに、どうもデザインシグナル(七種泰史さん)のフォントっぽい。
「そよ風」か「なみ風」かそのへんなのか。
ただこちらのフォント1書体16,200円するため、さすがに持っていません。
定額で使用できる「FONT1000」シリーズの中に同じ作者のフォントあるので代用してみました。
「TAキリギリス」が雰囲気ありますよね。
この辺のフォントをベースにしながら、作っていったのかも。
む〜ぅ、どちらもかわいいですね。
七種さんのフォントは味があって好きですねぇ
次にサブタイトル「北海道ゆめむらさき〜」ですが
これは、タイプラボの「あられ」で間違いなし。
この「あられ」ですが、教育漢字1006文字の簡易版ですと無料!です。
すばらしい♪商品版も1フォント2,500円ほど。お得な20フォントパック版20,400円もあります。
無料もあり、有料フォントでも比較的安価なためでしょうか、
この「あられ」はちまたでちょいちょい見かけます。
次に価格部分はご存知モリサワのフォーク。
「つぶあん」という文字は普通の明朝ですが、
モリサワの「リュウミン」「見出し明朝」どちらも近いけど違う。
結局、発見できませんでした。
背面に柄があるんですよねぇ。
しかも、背面の表面じゃなくて、内側(中側)に印刷されてるんですよねぇ
正面から見ると、中の商品ごしに背面の柄がぼんやり見えるっていう仕掛け。
だから、柔らかな、ゆるい印象を与えるのでしょうねぇ。
[検証その3]配色
背面の和柄ポップ目な配色。
正面の商品タイトルもおそらくK100なのだど思うのですが
トレーシング調のビニール地のせいなのか
深めのグレーに見えるんですよね。
それがまたキツさを抑えて優しく見せるのでしょうか。
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先日、テレビ番組でこのシリーズの製造秘話をやってまして
そのとき担当の方が
小豆に加える砂糖は上白糖ではなく氷砂糖にしていると言っておられました。
氷砂糖は上白糖より口内の甘さが早く消えるのですって。
上白糖の方が甘さが長持ちするらしいです。
甘さ控えめな和菓子を求めるお客様が増えていて
それで氷砂糖で小豆を焚いているとのこと。
パッケージにもこの製品の特徴が反映されている感じがします。
どこか懐かしく、柔らかでゆるさがあり、キュートでポップ。
ターゲットは20〜30代女性か。
伝統を感じつつ、新しい、和のカタチ。
「和キュート」とでも言うのでしょうか。
「豆大福」も「生どら焼」もおいしく頂きました。
↑もちろん別の日ですよ。ちなみに。
次は、あんこやシリーズのたい焼き食べようっと。
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